2016年8月2日火曜日

FOCUS260に合わせるアンプの試聴1

先日、東京出張ついでにFOCUS260に合わせるアンプの試聴を行いました。
限られた時間でしたが、計10種程度試聴出来ました。

方々にアドバイス頂いて、以下の試聴を狙います。
Paioneer A-70DA、A-50DA
SOULNOTE sa3.0
Nmode X-PM7
YAMAHA A-S1100
海外製を出来るだけ広く


先ずはFOCUS360があるとの情報を基に、ユニオン御茶ノ水へ。

そして早速ここで躓く…
10時OPENだろうと高を括って向かってみると、なんとOPENは11時…
時間は限られるというのにこの無計画っぷり…

急いで進路を秋葉原に切り替えつつ、SOULNOTEやNmodeの常設店を探す。
ダイナミックオーディオに両方置いてある様なので、取り敢えずそこに向かいました。

FOCUSの代わりになる様なスピーカーがあるだろうかと不安を抱えながら入店すると…

ナント!!
FOCUS220の中古が置いてある!!
これは願ってもない幸運です。

早速店員さんにお願いし、狙っていた機種の試聴を依頼。
アポなしの依頼にも快く準備して頂けました。


視聴できた機種は
Paioneer A-70DA、A-50DA
SOULNOTE sa1.0
Nmode X-PM7

SOULNOTE sa3.0は残念ながら置いていませんでした。
まぁ生産終了しているので当たり前なのですが…

スピーカーは当然FOCUS220。
ソースはLUXMANのCDプレイヤー。
FOCUS220があった事に舞い上がって、型番は確認し忘れました…


先ずはNmode X-PM7から。

一聴して大人しい。
高解像度・ハイスピードが売りと聞いていたので、肩すかしを食らった気分。
特段解像度が高いわけでも、ハイスピードでもない。
D級特有の硬さ無い。硬さは無いがヴェールが掛かってボヤけているだけという印象。

考えられる理由は二つ。
一つは、前段のLUXMANのプレイヤーがそもそも大人しい。
もう一つが事前調査の段階から気になってはいたのだが…
Nmodeのアンプは電源投入から数時間~数日で音が激変するらしい。
その為、D級の低い消費電力もあって電源を入れっ放しにしている人も少なくないのだそう。

今回の試聴でその本領を聴くのはちょっと難しそうだ…


続いてPioneer A-70DAを試聴。

おぁ…物凄くパワフル。
鳴らしにくいとされるDYNAUDIOのウーファーがブリンブリン鳴っている。
駆動力・出力は十二分。
暫しそのエネルギッシュさに圧倒されました。

改めて細部を確認。
そのエネルギッシュさとは逆に、背景は静か。余計な雑音はありません。
しかし音がやや硬く、如何にもD級という感じ。
音の輪郭もエッジが効いていて、緊張感のある音。
全体を聴くと、所謂ドンシャリ。
BOSE程ではないが、DENONの音を硬く、クッキリさせた物という印象。


最後にSOULNOTE sa1.0

弱い。
出力10Wでは圧倒的に弱い。
ボリュームを15時に回しても尚、狭く、奥の方へ引っ込んでいる。

しかし、音の輪郭が丸く、聴き疲れはなさそう。
X-PM7に比べ、高音に煌めきがあり、低音は量感がやや多くねっとりとしている。


3つの総評をすると。

Nmode X-PM7
温まった状態で聴かないと、何とも言えない。
リモコンが無い、価格帯が予算より上、今回聴いた音、から判断して、現状では見送り。
将来的にアンプの入れ替えを考える際、試聴機貸出などを利用して、じっくり聞いてみたい。

Pioneer A-70DA
今迄それなりに色々なアンプを聴いたが、最もエネルギッシュでパワフル。
その上、ただの暴れん坊ではなく、背景の静寂性と解像度も持ち合わせていた。
ただ、緊張感のある音で、長く聴くと疲れそうという点と、ドンはまだしもシャリが耳に痛い。
素晴らしいポテンシャルのアンプだが、私の好みの音ではなかった。

SOULNOTE sa1.0
目指そうとしている所を想像するに、一番好みに近そう。
sa1.0はAB級だが、sa3.0はハイブリットと聞く。
sa1.0の高音の煌めき、低音の量感は好みだった。
ハイブリットかつ高出力になる事で、駆動力、ハイスピード、もう少しだけはっきりした輪郭、
フィールドが広く、パワフルになったなら、好みに合う。


という訳で、SOULNOTEをもう少し聞いてみたいが…
特にsa3.0は生産終了品ともあって、難しいだろうか…


続きは次回。

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